内装解体の見積もりを、AIで下書きに。
内装解体の現場メモと数量・単価をAIに渡し、Excel見積もりの下書きを作ります。分からない条件は確認事項として残し、完成見本と見比べて進めましょう。
1. 現場メモが、見積もりの形に。
撤去する場所、面積、自社の単価。分かっていることをメモにして渡すと、項目ごとの金額を計算し、見積もりのたたき台にまとめられます。
例えば、こんな現場メモ。
- 床仕上げ40㎡、天井仕上げ40㎡、間仕切り18㎡を撤去。
- 単価は床1,200円、天井1,500円、間仕切り2,500円/㎡。
- 養生は1式20,000円。搬出・運搬・処分費はまだ未確認。
架空の内装解体例です。金額は税別・説明用で、相場ではありません。撤去単価に搬出・運搬・処分費は含めていません。
このメモから、数量×単価の明細と、まだ確認が必要な項目を分けて作ります。

今回、金額が分かっている4項目の小計
173,000円(税別)
48,000+60,000+45,000+20,000円
搬出・運搬費と処分費は未確認。これが工事全体の総額、という意味ではありません。
未確認の費用や追加工事が残るため、この見本は提出前のたたき台です。数量・単価は自社で確認したものに差し替えてください。
2. メモを付けて、この3行を送る。
きれいな表を先に作る必要はありません。メモを添付して、下の文章を送ってみてください。メモの内容を入力欄に直接書いても大丈夫です。
現場メモを用意する
まずは上の練習用メモを保存。自社で使うときは、撤去する範囲・数量・単価と、まだ分からないことを記入します。図面や写真を追加する場合も、残す部分と撤去する部分を伝えましょう。
コピーして、貼り付けて送信
上のコピーボタンを押す→ChatGPTの入力欄をクリック→Ctrl+Vで貼り付ける→「↑」を押します。Macは⌘+V。完成したExcelを開き、項目・数量・単価を確かめます。

自社資料はアップロードしてよいものを使い、不要な住所・個人情報などは除いてください。
3. 条件を確かめて、自社の見積もりへ。
最初の見積もりができたら、分かったことを追加で伝えて、直してもらえます。最初から全部を書き切らなくても大丈夫です。
この例なら、既知分の小計は203,000円(税別)へ。処分費や追加費用が未確定なら、工事全体の総額はまだ確定させません。
いつもの見積書の形にも、整えられます。
過去の見積書を添付して「この書式に合わせて」と続けて頼めます。金額・宛先・現場名など、前の案件の情報が残っていないか確認しましょう。
正式に出す前に、ここを確認。
- 撤去する範囲と、残すもの。数量・単位・単価が現場メモと合っているか。
- 搬出経路・運搬・廃材処分・設備の切離し。費用の抜けや重複がないか。
- 石綿の事前調査結果や、必要な追加作業。分からない費用を0円にしていないか。
- 宛名・工期・税・合計。数量を変えると金額も変わるか。
写真だけで正確な数量・材質・石綿の有無は確定できません。現地調査や必要な事前調査を行い、担当者が条件と金額を確認してから提出します。石綿の事前調査について(厚生労働省)↗
自社の書式や価格表を繰り返し使いたい方は、「自社専用の見積もり担当を作る」の記事もご覧ください。