建築AI研究所建築会社・一人親方のためのAI活用メディア

ChatGPTで、建設業の見積書を作る。

書式と価格表を登録し、ChatGPT Workで今回の見積書を作成する流れ

建築会社・一人親方の、現場後の見積もり作成に。
自社の書式と価格表を登録し、工事内容を伝える手順を紹介します。コピーできる依頼文と、Excel・A4印刷用PDFの見本付きです。

1. AIで作る見積書の完成イメージを見る

見積書の完成イメージ。小計98,000円、税額9,800円、合計107,800円完成見本を拡大 ↗
説明用の架空サンプル

ChatGPTが見積もりを自動作成してくれる。

人間は文字で
指示するだけ。

工事内容を伝えて、
見積書のファイル作成まで頼めます。

  • 自社の書式をもとに作成
  • 価格表を参照して、金額を計算
  • Excel・PDFで受け取る
使い方を見てみる ↓

提出前に、宛名・数量・単価・金額・印刷結果を確認してください。

上は記事用に制作した完成イメージです。PDFは同じ仕様で別途制作。実際の出力は資料・利用環境により異なります。

2. いつものChatから、仕事を任せるWorkへ。

会話するChatと、作業を任せるWork。

Chat会話しながら考える

質問する、相談する、画像を作る。
答えを見ながら、やり取りします。

例えば「見積書に必要な項目を教えて」

Work完成まで作業を任せる

資料を読み、計算し、ファイルを作る。
一連の仕事を進めてもらいます。

例えば「この書式と価格表で、
Excelの見積書を作って」

Workとは:資料の読み取りからファイル作成まで、まとめて任せるモード。「これを作って」と伝え、できた後の修正も頼めます。

画面上部の「Work」を選ぶ

ChatGPTのChatとWork切り替え

実際のWeb画面の上部を抜粋。赤丸は説明用の追記です。

Chatでもファイルを作れる場合があります。今回はWorkで進めます。表示・利用できる機能はプランや環境で異なります。

参考:公式:ChatとWork ↗・Workの始め方 ↗

3. 自社の見積書フォーマットと価格表を登録する。

プロジェクト=資料をまとめて置く場所。
最初に書式と価格表を登録しておけば、次回から同じ資料を使って頼めます。

まず、パソコンに2つの資料を用意

  • 過去の見積書いつもの書式が分かるExcel。
    不要な顧客情報を除いたコピーを使います。
  • 価格表品名・単位・単価が分かる一覧。
    Excelでも、文字だけのファイルでもOK。
価格表の例 説明用の架空の単価です
品名 (品番)単位単価(税別)
LED照明器具標準型/L-001台8,000円
取付施工標準取付/S-001台6,000円
既設器具の撤去・処分照明交換1案件/D-001式8,000円
諸経費照明交換1案件/E-001式6,000円

品番は品物を区別する記号です。実際には自社の品名・規格・単価を使い、価格表に更新日も書いておきます。

手元に資料がない方は、この2つで練習できます。

保存先を選ぶ画面が出たら「ダウンロード」を選びます。保存した2つのファイルを、下の手順で登録してください。

1プロジェクトを作る

  1. ChatGPTを開く ↗。PC左側の「プロジェクト」にマウスを合わせ、横の+を押します。
  2. 名前を「見積もり作成」にして、「プロジェクトを作成」を押します。

左メニューがないときは、画面左上のサイドバーのボタンで開きます。

見積もり作成という名前を入力してプロジェクトを作成する画面

22つの資料を登録する

  1. 作ったプロジェクトの「ソース」→「ソースを追加」を押します。
  2. ファイルをアップロードする項目を選び、保存先のフォルダーを開きます。
  3. 見積書と価格表を1つずつ選んで「開く」。一覧に2つ出たら準備完了です。
見積書と価格表の2つがソース一覧に登録された状態

Web版の実画面をスマホ幅で撮影。赤い囲みは説明用です。画像を押すと全体を表示します。ファイル名や表示は環境で異なります。

次回も、この「見積もり作成」を開きます。
価格が変わったら「ソース」の価格表を最新のものに差し替えてください。

参考:公式:プロジェクトで資料を共有する ↗

4. 準備できたら、次からは依頼文を送るだけ。

登録した資料を使い、今回の工事内容を伝えます。

1依頼文をコピーする

下の文章を、まとめてコピーできます。

この欄は見本です。文章の変更は、ChatGPTに貼り付けた後に行います。

2Workに貼り付ける

ChatGPTに戻り、「見積もり作成」→「チャット」→「Work」を選びます。次の案件では、その中で新しいチャットを始めます。

入力欄をクリックし、右クリック→「貼り付け」。WindowsはCtrl+V、Macは⌘+Vでも貼り付けられます。

3内容を直して、送信

貼り付けた文章の工事名・品名・数量を自分の案件に変更。見本で練習するなら、そのままでOKです。

確認したら、入力欄の「↑」を押します。

Workを選び、入力欄の右下にある上矢印で依頼文を送信する画面
実画面の例。撮影時は品番だけで依頼しています。

完成したら、ファイルを開く

返事に出たExcel・PDFのファイル名を押して、保存・確認します。

AIから確認事項を聞かれたら、そのチャットで回答します。修正も続けて頼めます。

提出前に数量・単価・金額・印刷結果を確認。

実際に届いた見積書のExcelとPDFのダウンロード欄
同じ数量・単価で作成した実例の抜粋。
撮影時は品番で依頼。画像を押すと全体を表示。

5. もっと自社に合わせるなら、ルールも登録。

「単価は勝手に決めない」「A4で印刷できるように」。
毎回伝える決まりは、プロジェクトの指示に保存しておきましょう。

  • 価格表にない金額は、確認する
  • 金額は数式にして、計算を確認する
  • A4で、文字切れも確認する

プロジェクト名の横の「…」→「プロジェクト設定」→「指示」へ。

自社の税率・端数処理などを加えて、指示欄に保存。

ルールプロンプトの全文を見る
参考:単発の依頼でも、頼み方で何が変わる?

以下は、同じ見積書を各会話に添付して行った実例です。プロジェクトに登録した価格表から作成した実例ではありません。

同じ資料でも、どこまで仕上げてほしいかを伝える。両方とも同じ参考見積書を添付し、同じ数量・単価・工事条件で、実際にWorkへ依頼しました。

共通の入力見積書のひな形 + 工事情報 + 数量・単価
NG例:指定があいまい

「Excelを作って」まで

「次の工事情報で、Excelの見積もりを作ってください。」+共通の工事データ・見積書

短い依頼に対するChatGPTの実際の回答画面
送った依頼の画面を見る短い依頼文と見積書の添付が写った実際のChatGPT画面

短い依頼でも、数式入りのExcelを作成。未入力項目の扱いなどは、AIの判断に任せる形です。

OK例:使う形まで指定

書式・数式・A4まで伝える

「添付の書式で、数式入りのExcelに。A4印刷とPDFの確認まで。」詳しい依頼文は下のボタンでコピーできます。

書式とA4印刷まで指定した依頼へのChatGPTの実際の回答画面
送った依頼の画面を見る書式と仕上がりを指定した実際のChatGPTの依頼画面

ExcelとPDFの両方を作成。A4・1ページの確認結果や、提出前に埋める項目も案内されました。

2026年10月23日、Web版ChatGPTをスマホ幅(390px)で撮影。記事用の架空データを使った実際の1回の結果です。2回目の添付名には「(1)」が付きましたが、中身は同じです。短い依頼でも整ったファイルができる場合があり、回答は毎回同じとは限りません。赤枠は説明用の追記です。画像を押すと元画像を拡大できます。

会話に直接ファイルを添付した実際の画面を見る ↗

うまくできないときの追加指示
Excelファイルが出てこない

いつもの書式にそろわない

価格表にない金額が入っている

PDFの文字が切れている

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salus manager

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過去の見積書と価格表から、ChatGPT Workで今回の見積書を作成するイメージ

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