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工事の議事録を、AIで作る。

打合せメモを決定事項・宿題・未確定に分け、担当と期限を残す説明図

工事の打合せメモをAIに渡し、決定事項・担当・期限を議事録にまとめます。決まっていないことは分けて残し、Wordの見本と原文を見比べて確認しましょう。

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1. メモと、会社の書式を用意する。

最初は、短い打合せメモで試しましょう。用意するのは「元のメモ」と「いつもの議事録の空のひな形」。AIにまとめる内容と、記入する場所の両方を渡します。

  1. 録音を使う場合は、先に文字を確認

    録音や文字起こしは、参加者・会社が認めた方法で行います。文字起こし後は、日時・話者・台数・日付・否定の言葉を元の音声と照合。聞き取れない箇所は「聞取不能」と残し、発言者へ確認します。

  2. ひな形のコピーから、過去の内容を消す

    前の工事名・参加者・日付が残っていないか確認。工事名、日時、参加者、決定事項、宿題、未確定の欄があるかを見ます。元ファイルは手元に残し、作業用のコピーを使います。

この記事では、音声の代わりに次の練習メモを使います。行番号を付けると、まとめた内容を原文へ戻って確かめられます。

【練習用・すべて架空のデータ】
L01 2026年10月27日 15:00〜15:20/A事務所 照明交換/現場担当・調達担当・施主役
L02 現場担当:照明8台のうち、先行6台は11月5日に交換で進めます。
L03 施主役:先行6台は11月5日で了承しました。
L04 調達担当:残り2台の納期を10月29日正午までに確認し、現場担当へ連絡します。
L05 現場担当:残り2台の施工日は、納期の回答が来てから相談します。まだ決定ではありません。
L06 施主役:追加費用は見積を確認してから判断します。今は承認していません。
L07 追加見積の作成担当・提出期限は、このメモには記載がありません。
L08 次回の打合せ日時は未定です。

TXTは開いた画面で内容をコピーするか、ブラウザの保存操作で保存できます。工事名・役割・発言・日付は、すべて説明用の架空例です。実在企業の書類・会議録ではありません。

2. 決定・宿題・未確定に、分けて頼む。

ChatGPTでファイルを作る場合はWorkを選び、メモとWordひな形を添付します。添付したファイル名を確かめてから、次の依頼文を貼り付けて送ります。自社の情報を使うときは、会社が認めた環境と入力範囲で行ってください。

練習用の資料と一緒に使えます。自社資料へ変える前に、入力できる情報か確認してください。

メモとWordひな形を添付し、依頼文を入力した実際の画面
ChatGPT Workにmeeting-memo.txtとminutes-template.docxを添付し、決定事項・宿題・未確定に分け、根拠の行番号を残すよう入力した実際の画面
上の依頼文を入力した画面の抜粋です。メモと会社の書式の2点を添付し、入力内容を確認してから送信しました。操作画面を拡大する ↗

実行・撮影:2026年10月27日/ChatGPT Work Web版・Chrome。この記事の架空の練習資料を実際に添付して実行しました。画面は操作部分を切り抜いています。表示や結果は利用環境によって異なります。

まず表の内容を確認し、直したい箇所を追加で伝えます。たとえば「残り2台の施工日は、未確定の欄に戻して。L05を根拠にして」と頼めます。ファイル作成機能がない環境では、確認した表をWordのひな形に貼り付けて使います。

3. 「予定」を、「決定」に変えない。

下書きを読みやすくするだけでは、議事録の確認は終わりません。原文にない合意・担当・期限を足していないか、行番号で戻って確かめます。

決定事項・宿題・未確定を分けた、実際の回答
実際のChatGPTの回答。先行6台の11月5日交換を決定事項にし、調達担当の納期確認を宿題に、残り2台の施工日と追加費用を未確定・未承認として整理している
同じメモを送った実際の返答の一部です。先行6台の交換、調達担当の宿題、未決定の施工日・未承認の費用が別の欄に分かれています。操作画面を拡大する ↗

決定事項として残せること

先行6台を11月5日に交換する。

根拠:L02・L03。進め方の提案に対して、施主役が了承している。

まだ決定にしないこと

残り2台の施工日・追加費用。

根拠:L05・L06。納期の回答後に相談、見積確認後に判断と書かれている。

区分内容担当・期限原文
決定先行6台を11月5日に交換施工の実施担当は記載なし・要確認L02・L03
宿題残り2台の納期を確認し、現場担当へ連絡調達担当/10月29日正午L04
未確定残り2台の施工日、追加費用の承認納期回答後・見積確認後に判断L05・L06
要確認追加見積の作成担当・提出期限記載なし・要確認L07

スマートフォンでは表を左右に動かせます。表は上の架空メモを整理した編集見本で、AIによる実処理の記録ではありません。

「了承」「検討」「確認してから」では意味が違います。日付や数量だけでなく、判断の条件と否定も確認します。発言が食い違うときは、どちらかへ寄せず、両方の原文と確認先を残しましょう。

4. 会社の書式に入れると、こう見える。

上のメモを、練習用の会社書式に入れた編集用のWord見本です。「担当未記載」「未確定」を残し、内容確認前の下書きと分かるようにしています。実操作では、まず内容を表で確認するところまで進めました。以下のWord・PDFは、同じ架空メモで用意した記入見本です。

架空の照明交換打合せを会社書式に入れた議事録下書き。決定事項・宿題・未確定と原文行番号、未記入の確認者欄がある
練習用・架空の工事/A4・1ページ。画像を押すとPDFで拡大できます。

同じチャットで「確認した内容を、添付したひな形と同じ項目順でWordにして。下書き表示と根拠の行番号を残して」と続けます。受け取ったら、見出し・表のはみ出し・改ページも確認。自社のひな形で崩れる場合は、既存の書式へ手で転記する方法もあります。

5. 人が確認してから、共有する。

  • 日時・工事名・参加者は元資料と同じか。
  • 決定事項に、未承認の費用や予定の施工日が混ざっていないか。
  • 宿題の担当・期限・連絡先は発言どおりか。記載がなければ確認待ちになっているか。
  • 未確定の項目ごとに、次に誰へ何を確認するかが分かるか。
  • 内容の確認者・確認日・版を記録したか。

参加者の確認で内容が変わったら、元メモと下書きを残し、変更箇所を直して版を更新します。AIに整形を頼んだだけで、参加者の了承が取れたことにはなりません。社外へ送る前は、会社の確認手順に沿って内容と宛先を確かめます。

普段の書式で試したいときは、空のひな形と短いメモを一つ用意すると、相談が具体的になります。

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